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高尾滋大好きだー!
良い話を読んだ後は、なんか…こう、ウオオーッ!っとなります。
叫びたいのに叫べなーい!ってかんじ。
こう…えーと何か心の奥がムズムズしてソワソワしてしまうかんじ。
もう少し彼らのその後が見たいのに、見たら見たできっとさみしくなるかんじ。
つーことで、たった今「ゴールデンデイズ」を読み返した興奮を抑えようと書いた文が以下であります。(笑
中盤くらいまで書いた後でハッとしたんだけど、まあ消すのももったいないので、噂の「つづきはこちら」で!
そう、「つづきはこちら」ですよ!
全然使ってこなかった、あの伝家の宝刀を今…!
まあ内容が変な漫画談義なんで、その伝家の宝刀もさびるってもんですがまあいいや。(笑
よっしゃいくぞ!
では、
叫びたいのに叫べなーい!ってかんじ。
こう…えーと何か心の奥がムズムズしてソワソワしてしまうかんじ。
もう少し彼らのその後が見たいのに、見たら見たできっとさみしくなるかんじ。
つーことで、たった今「ゴールデンデイズ」を読み返した興奮を抑えようと書いた文が以下であります。(笑
中盤くらいまで書いた後でハッとしたんだけど、まあ消すのももったいないので、噂の「つづきはこちら」で!
そう、「つづきはこちら」ですよ!
全然使ってこなかった、あの伝家の宝刀を今…!
まあ内容が変な漫画談義なんで、その伝家の宝刀もさびるってもんですがまあいいや。(笑
よっしゃいくぞ!
では、
物語のパターンとして、拡散していくものと収束していくものがあるといいます。
「マンガ脳」で米山は「言葉で作られている小説は、常に終わりが見えている」と述べています。
彼はそこで、小説は”終わりに向かって収束していく”とした一方で、漫画は”終わりのない物語”で”拡散していくことに重要な意味がある”と定義していました。
それの論拠として挙げられたものに私は微妙に反論を唱えたいわけですがまあそれはいいとして、つまりは、最近の漫画では拡散していくものがもてはやされてるよねっということが言いたいのです。
拡散を言い換えると、物語世界が広がる、ということになります。
長期連載ではだいたいこのパターンが多い気がします。(こち亀とかね…
長期連載=面白い、というのが世間の趨勢ですが、収束していく物語にも別種の面白さがあると思うんですがどうでしょう…。
収束していく=短い、とは必ずしも言い切れないんですが、そのたぐいで20巻を超えるものはあまりないと感じています。
あんまりにも短いと注目を浴びづらいんですが、短いから面白くないというわけではないんですよね。
これは雑誌などによってくるのであまり総体的に言えないんですけど、ジャンプとかばかり読んでると、短い=つまらない、といった方程式がすりこまれる気がするんですが。(笑
面白くないものがガンガン打ち切られていくのでしょうがないと思うんですが、他のレーベルではそうでもなかったり…。
つまりは、短い作品にも、つまらなくて短いものの、収束したがゆえに短いものの2種類があるから、混同してしまうのは少しさみしいよねと言いたいわけです。
良い作品には続いてほしいと思うものですが、潔く終わるからこそ生まれてくる面白さもあるんじゃないでしょうか。有終の美、的な?
へい、で、それはそれとして、上手い物語は展開に無駄がないといいます。
凄い小説は、もうどこからどこをとっても無駄がなく、すべてが計算づくなんじゃないかと思うほど、すべてが絡み合って結末に向かいます。
何を「凄い」とするかは人それぞれですが、自分の思う凄い小説はそのタイプです。
そこでは、キャラクター小説的な要素は割と無駄なものです。
ファンはキャラクターの裏設定やらなんやらが楽しく、登場人物の掛け合いを見てニヤニヤしたりしますが、まあそういうものって本筋には関係ないものが多いと思いませんでしょうか。
それが物語に深みを与えるものですが、自分の思う「凄い」小説においては、度が過ぎるともう無駄です。
いかに言葉少なにスマートに人物の人柄を伝えるか…、それが大事だと思っております。
別にそれが悪いと言ってるわけではなく、まあそれはそれ、これはこれってやつで、物語を読むときはそれぞれ頭を切り替えるので、全てをその基準で判断するわけではないです。
へい、で、それを漫画にあてはめるとですね、なかなか加減が難しいらしいことに気付きます。
漫画はキャラクターが命!という一面が少なからずあると思うのですけど、そのキャラクターを前面に押し出し過ぎると、「収束」するタイプの物語としては無駄が出てしまうんですね。
幸い漫画は情報量が小説よりも多いので、工夫すれば言葉少なにキャラクターを深めることができます。
問題は、どこまでそれを出すか…というその一面になるわけですよ。
まあ、で、つまりあだち充は言葉少なで人物を描写していて、無駄なくスマートで嫌みがなくて素晴らしいよね、で、「ラフ」は短いながらも名作だよね、と。(笑
収束するタイプが少年マンガよりも少女マンガに多いのは、ほとんどの少女マンガの結末が「恋愛の成就」にあるからではないでしょうか。
そこで、「花とゆめ」は自分的にはオイシイです。
粒ぞろいといいますか、長期連載の数はあまり多くないんですけど、結構うまくまとまっているのが多いんですよねー。
で、作家の作風として、「拡散」タイプと「収束」タイプがあると思うのですが、それで言うと高尾滋はどっちかっていうと「収束」タイプじゃね?みたいな。
心理描写が中心の少女マンガだけあって、かなりじっくりとキャラクターの内面を描写してますが、それが私的には「適量」で嫌みなく読めます。
ゴールデンデイズ、素晴らしいっすね!
…と言いたかった。(笑
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