勅令

昭和の前位、明治・大正時代までのあたりは、法律というか御触れっていうのは天皇が「勅令」の形で発布していたらしい。
…という話を聞いて驚いた。
「勅令」というとそりゃもー週一ペースで聞くくらいなじみのある言葉ですが、現実味をもって使用されてた時代がこの国にもあったんだなと実感する瞬間でありますよ。
妙にロマンを感じた。
江戸時代がそんな昔のことではない、とか、清は近代まであった、とか、そういうのを知った時のドキドキに似ている。
この手の興奮は西欧諸国にはあまり感じないなあと思う。
まあ、現代にも「貴族」がいるって知った時の感じがそれに近いか？
外交官には「貴族」の人が多いっていうけどねえ。